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「人間力」とはいうけれど どうすればその力が育つのか?

人間力が育ってくれたら・・・と経営者の方の声を聞くことがあります。 人間力とは何を意味しているのでしょうか?

心財育成が考える人間力は「生きる力」を意味しています。

「生きる力」とは 自分が望んでいることを意識できること すなわち自分の声を聴くことができること 望んでいることに対してどのようにしたらできるのか考えることができること 選択肢を見つけることができること すなわち視点を多くもつことができること 決断することができること 決断の結果と向き合うことができること その結果をさらに望むことに活かすことができること

小さな頃から「どうして?」「なんで?」と疑問をもって周りの大人に訊いていたときがあったことでしょう。それに応える大人がどれだけ、その興味や関心、疑問を持つことを良しとして応えてくれたでしょうか。

「そんなことわからない!」「なんでなんでと訊かないで!」ときには「うるさい!」「そんなことも判らないの?!」と言われたこともあったかもしれません。

いつしか質問することは、恥ずかしいことだったり、怒られたり、笑われたりと嫌な思いをすることだとプログラムしてしまった人も少なくないと思います。

そうなると考えることを止め始めます。もし考えるとしてもそれは自分が無知である愚かであるという思い込みを責めることにエネルギーを使い始めます。そしてそれは辛くしんどいことなので、考えるということを止めていきます。

そうして大人になって社会に出た時に、「自分の頭で考えろ」と言われてもすぐには難しいものです。使ってこなかったものを使わなければならないのですから。そしてなかなか上手に使えなくて怒られたり、呆れられたり、諦められたりすることで自己肯定感が低くなっていきます。

また疑問を持つことはしたとしても、その疑問を抱かせた相手に対して文句を言って終了させていることがあるのであれば、それは自分が望む状態にするために考え、行動することをしていない、正確に言うと考えて自分一人が思ったところで実現しないことを想像すると虚しくなるなどの恐れがでるので諦め、文句止まりにしているということもあります。

とはいえ使い慣れていないだけなのでトレーニングをすることで生きる力は成長させることができます。トレーニングというとすぐに”やり方”と思いがちですが、最も大切なのは、”あり方”です。そしてトレーニングできる”安全・安心な環境”です。

これらを整え、学び、トレーニングすることで、自分の人生を自分で取扱えるということを体験し、自分の人生について考え始め、考える力が付くそして生きる力が付いていきます。

大切なのは育むことです。いつでもサポートいたします。どうぞ豊かな人生を!

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