私たちは自分を肯定するために、自分を認めてもらうために、自分を愛してもらうために代替え案をスルリと出してきます。
しかしながら問題そのものの解決案を代替え案ですり替えていることに気づくことはあまりありません。
代替え案自体がこの問題を解決すると信じ込んでしまい、その行動をし続けることになります。
しかし行動し続けているにも関わらず解決しないので更なる代替え案をつくり、どんどん焦点がずれていきます。
気づかないままに。。。
【問題解決案がすり替わるとは?】
例えば、親に自分の話を聞いて認めてほしいと思っているのに、親が自分の話を聞かなかったり、親の思い通りに言うことをきかそうとしたりされると、自分を認めてもらう別の方法を探し始めます。
そして親の言うことを聞いていれば認めてもらえるという案を見つけることになり、親の言うことを聞き始めます。
しかしだんだん窮屈になっているので「自由になりたい」と思い始め、自由を求め始めます。
そして親から自由になることに焦点が当たっていきます。
もちろん自由を目指しているのですから、自由が実現します。
にもかかわらず、満たされない感じが残ります。
「自由になったはずなのに・・・」と。
問題解決の為の案がすり替わったのがわかりますか?
【本当の問題は何なのか?】
ここで本当の問題は、「親に自分の話を聞いてもらい、認めてもらいたい」です。
特に「話を聞いてもらいたい」というところです。
なのに「認めてもらいたい」というところだけに焦点が当たった瞬間からすり替わりが始まっていたのです。
【大切なこと1:問題の根源にもどること】
「何かが違う」と思ったら、その問題の根源にもどることです、
何をしたかったのか?
何を実現したかったのか?
何を望んでいたのか?
【大切なこと2:自分主動であること】
問題解決策は自分主動で目標設定すること。
自分の人生は自分がコントロールすることです。
誰かの言いなりになるのではなく、誰かの範囲内に収まるように自分を押し殺すのではなく、自分が望む結果を得れるよう行動することです。
代替え案はあくまでも代替えであり、問題そのものを解決するものではありません。
代替え案に対する代替え案となるとさらに問題解決から遠のくばかりです。
どうぞ自分の声を聴いてください。
本当の声を聴いてください。
大切な自分の声を。
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